湖山池から お届けします。
【えびノ干シ塩】
春、霞みがかった湖山池。 その時期にしか獲れない「ぬかえび」は 古くから地元で食されてきました。
泥や木の葉が混じらないよう 特別な漁法で獲った「ぬかえび」を 海水塩と混ぜ合わせ、撹拌を重ねます。 半年熟成させたのち、 さらに芳醇な旨味を引き出すため 丁寧に乾燥させ、漸く出来上がります。 それは、おだやかな春の夕暮れのような茜色。 山陰の豊かな風味が広がります。
【湖山池】
鳥取県の湖山池は、 山陰海岸ジオパーク内に位置する 海水と淡水が混ざり合う汽水湖。 古くから「ぬかえび」や 石がま漁で獲れた鮒、鯉などが、 厳しい冬を迎える鳥取の 貴重なタンパク源でした。
【山陰海岸ジオパーク】
京都、兵庫、鳥取の 日本海沿いに広がる一帯で、 海や大地の動きによって作られた リアス海岸や砂丘など、 豊かな自然環境によって育まれた 歴史・生活・文化が色濃く残る地域です。
【お召し上がり方】
白身魚や烏賊などの淡白な魚介類、 お粥、パスタ、天ぷらなどにひと振り。 レモンやオリーブオイルとの相性も良く サラダに合わせても 美味しくお召し上がりいただけます。
日本海の恵みを全国へ